捨てちゃう野菜でべジブロス 野菜の底力
今週は野菜の芯や根っこ皮の部分で最高の野菜だし(べジブロス)の作り方をご紹介いたします。
必要なのは、両手いっぱいの野菜くずに酒と水だけ。弱火で40分ほど煮出せば、
野菜のくずは次第に栄養満点の「お宝スープ」に姿を変えるのです。
この野菜から取るだしの「ベジブロス」には、「ファイトケミカル」という機能成分が満載なのです。
抗酸化作用があり免疫力を向上させる効果もあるとされるファイトケミカルには、近年注目が高まっています。
野菜の細胞内にあるファイトケミカルは加熱によって細胞外へ溶け出す性質があり、
ベジブロスなら、生野菜ジュースよりも効率的です。
皮やヘタ、種など、食べられないと捨てていた部分に、実は野菜の栄養が凝縮されているのです。
なぜなら 皮は土の中の害虫や細菌、紫外線から身を守るために、
種やヘタはこれから成長するために、栄養が詰まっているのです。
従来、くずとされてきた部分にこそ野菜の底力があるのです。
野菜の底力大事にしたいですね。