記事

水に放つ

   ブログ

フルーツショップ菊地のレシピには野菜が盛沢山です。
レシピは献立を立て栄養バランスを見てから
忙しいお母さんやおばあちゃんが作りやすいように
切り方や調理方法をなるべく短時間で作れるように
してます。
よくその中に水に放つという表現が出てくるのを
目にすると思いますが、水に放つは大切な習慣です。
たとえば、ほうれん草などの葉物野菜の多くは、
シュウ酸という成分を含んでいます。
シュウ酸は、野の花のカタバミなどにも含まれている成分で、そのまま噛むと酸っぱい味がします。
シュウ酸は、単においしくないというだけでなく、
あまり体にもよくありません。
そこで、熱湯でひと煮立ちさせたり、
お湯にくぐらせたりして、「おいしくない」成分や
体によくない成分を取り除きます。
これが、あく(灰汁)抜きです。
野菜のあく(灰汁)は、水につけておくだけでも、
ある程度抜くことができますし
お子さんも食べやすいくなります。
ちょっとしたことですがそのひと手間が
家族の笑顔につながることをフルーツショップ菊地は
願っています。

ページのトップへ